燃費
まずは燃費。こちらはリッター35.6キロになるそう。現行アルトラパンの燃費がリッター26キロですので大幅アップ。ちなみに2WDで変速機はCVTのモデル。昨年末にフルモデルチェンジしたアルトがかなり軽量化されましたが、新型アルトラパンでは120kg近い軽量化が図られてる。これが低燃費に一番貢献したと言えそう。
ただし残念ながら、Sエネチャージシステムは搭載されません。今月にはハスラー、スペーシアとSエネチャージを進化させて大幅に燃費がアップしてきましたが、あくまで普通のエネチャージのみ。もし新型アルトラパンでも搭載してくれてたら素のアルトの燃費がリッター40キロが超えてくるかある程度予想できたんですが、まだまだスズキさん的には出し惜しみされる模様。
グレードと価格
新型アルトラパンのグレードは4つに増加。価格順に「G」「L」「S」「X」。XLが消滅して新たにL・S・Xが追加されたかたち。最廉価グレード「G」はアルトと同様に、変速機には5速AGSを搭載。アルトラパンの購入者はほとんど女性ですので、やや選択しづらいグレードかも。だから燃費もリッター29.6キロ。
ただし自動ブレーキを標準搭載(赤外線タイプ)。横滑り防止装置、運転席バニティーミラー、赤外線カットガラスなどは標準搭載。バニティーミラーはお化粧時にきっと役に立ちます。装備的には過不足なし。
「L」グレードの変速機はCVT。このLグレードからエネチャージが搭載されてようやく燃費も35.6キロ達成してくる。Gグレードとの違いはガラスがUVカット仕様に変わって、助手席にもバニティーミラーが追加、ドアミラーを電動で格納可能、そして運転席にシートヒーターが付く。寒い季節になると冷え性の方には嬉しいはず。
「S」グレードの装備はLグレードから何が追加するのかというと、ハンドルが本革巻き、HIDヘッドランプ、アームレストに収納できるボックスが付く、バニティミラーに照明がつく、そして注目はメーターの情報を音声付きで読み上げてくれる。特に女性的には照明付きのバニティミラーのポイントが高そう。
最上級グレードの「X」は、アルミホイール、ドアミラーウインカーが加わる。ポイント的にはnanoe機能。日産の軽自動車とかは特にアピールしてた気がしますが、さすが女性人気の車種といった感じはします。
G…1,077,840円
L…1,188,000円
S…1,274,400円
X…1,414,800円
ちなみに各々のグレードの価格はこんな感じだそう。4WDモデルはここから更に約12万円ほどアップ。個人的にはSグレードがお買い得な印象。nanoeやアルミホイールにこだわらないならコストパフォーマンス抜群のグレードだと思います。
SUVらしさが増したデザイン
改めて新型アルトラパンの画像を見てみると、サイドに樹脂パーツが装着されてSUVチックさが増した。やはりハスラーがウケたということも大きいと思いますが、ややBMWのMiniっぽくなったデザイン。ちなみにウサギのロゴマークが付いてるフロントグリルですが、こちらはオプションで変えることが可能。詳細などはアクセサリーカタログとかチェックしてみてください。
上が新型ラパン、下が旧型ラパン |
全高が1cmアップして1525mmに、ホイールベースも6cmアップして2460mmに拡大。そういった車体の拡大がデザインにも影響を与えてそう。ちなみに上の画像はマガジンX7月号から。
またバックドアの大きさは小さくなって実用性ではやや劣ったかも知れませんが、フロント部分以上にデザインが良くなった。丸みを帯びたテールランプがそそられる。
内装の変化
上が新型ラパン、下が旧型ラパン |
中央のフォトフレーム製のナビも今風。ちなみに今月マイナーチェンジしたスペーシアと同様に、全方位モニターをオプションで搭載することが可能だそう。自動ブレーキはデュアルカメラではない分だけ、そういう部分で安全性は補いたい?
ちなみに内装ではドアパネルの裏側など、ラパン特有のウサギマークが彫られてるそう。思わずディズニーか!?とツッコミそうになった。新型アルトラパンを購入された方は是非探してみてください。
ボディーカラー
新型アルトラパンのボディーカラーは8色。まずは新色は3つ。フレンチミントパールメタリック、コフレピンクパールメタリック、フォーンベージュメタリック。残りはシフォンアイボリーメタリック、アーバンブラウンパールメタリック、カシスピンクパールメタリック、ブルーイッシュブラックパールメタリック、パールホワイト。淡い色が多め。キャンドルオレンジやフォレストアクア、フィズブルー、シャンパンピンクあたりは消滅?
一方内装ではベージュ、キャメル、ブラウンの三色から選べるそう。インテリアカラーもキャメルが追加?