Australian BMW management has said that the first four-door sedan version of its upcoming next-generation 1 Series hatchback,BMW・1シリーズにセダン車タイプのグレードが発売されるらしい。
http://www.motoring.com.au/news/2015/bmw/spy-pics-bmws-first-1-series-sedan-50727
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1シリーズセダンの発売時期は2016年?
引用した文章にもありますが、1シリーズセダンの発売は2016年頃だと予想してるよう。それはちょうど1シリーズのフルモデルチェンジの時期と重なる。
振り返ってみると、2011年にフルモデルチェンジをしたBMW・1シリーズ。モデルチェンジの周期は6年か7年ぐらいだと思うので、来年の2016年というタイミングは1シリーズセダンも登場するという予想は、決して外れてる可能性は低くない。
同時に、メルセデスベンツのCLAクラスや、アウディのA3セダンにとっては強力なライバルになると推察。一応BMWとしてはライバルが強力なので本当に発売する?と前置きがありましたが、画像を見る限りは1シリーズセダンが発売されない可能性は少なそう。
何故なら、BMWとしてはプレミアムコンパクトの部分でラインナップが弱い。もちろん2014年の世界販売台数ではBMWがトップなんですが、実は毎年Audiやベンツとは差がどんどん縮まってる。そこでエントリーモデルである1シリーズのセダン車を出すことで、BMWとしては更なる販売台数に差を付けたいところ。
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新型1シリーズはFF車になる?
あと1シリーズセダンの発売だけではなく、更に気になる情報が「1シリーズがフルモデルチェンジでFF車になる」というウワサ。
The next 1 Series hatch which will join the 2 Series Active Tourer直訳すると「次の1シリーズは2シリーズアクティブツアラーに加わる予定」みたいなこと。この2シリーズアクティブツアラーというのは、BMWで初めて採用されたFF車。これまではBMWではFR車ばかりだった。要するに新型1シリーズもFF車になるという予想が記事の中ではされてる。
昨年にBMW2シリーズアクティブツアラーがFFになった理由を考察しましたが、FR車は走行性能に優れている分だけ車内空間が狭いといったデメリットがあった。FF車とFR車の違いを読んでもらった方が分かりやすいかも知れませんが、FF車の方が一般的にはメリットが多い。
特に、やはり大衆向け・ファミリー向けの廉価モデルだと、FR車の存在はあまり似つかわしくないという判断がされたんだと思います。4ドアセダンということからも明らかで、ちょっとお金を持ってる若者向けに特別に作った感じではない。
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価格はアクティブツアラー並?
1シリーズセダンでは2シリーズアクティブツアラーがベースになるそう。ただ車体パネルも共有してるかは不明だそう。でもエンジンは流用してるそう。
2シリーズアクティブツアラーを見てみると、「218i アクティブツアラー」のエンジンスペックが排気量1500ccの直列3気筒。最高出力が136PSで最大トルクが22.4kgm。6速AT。「225i xDrive アクティブツアラー Mスポーツ」のエンジンスペックが排気量2000ccの直列4気筒。最高出力が231PS、最大トルクが35.6kgm。8速ATの4WD。
おそらく1シリーズセダンでも、似たようなラインナップになる可能性は高そう。ただ海外だとアクティブツアラーにはディーゼルモデルも発売されてたりして、日本国内で発売される時には一概に言えませんが。
Rumour has it that the sedan will be positioned at a price below the Active Tourer's entry level around $44,000 in Australia.ちなみに1シリーズセダンの価格は44000ドルあたりになるそう。日本円だと現在のレートで528万円前後になっちゃいますが、目安としてはアクティブツアラーのエントリーグレードの付近らしい。つまり、日本国内だと300万円台前半の価格だと予想できるので、1シリーズよりセダンは数十万円ほど高くなる感じ?
http://www.motoring.com.au/news/2015/prestige-and-luxury/bmw/spy-pics-bmws-three-box-1-series-to-battle-cla-49619
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新型1シリーズセダン・フルモデルチェンジ総括
世界ではまだまだセダン車が人気。少しクルマのランクを下げて海外の市場を見渡すと、スズキのスイフトやマツダのデミオのセダン車が発売されてるぐらい。ホンダだとシティ(グレイス)が人気だったりするので、そういったジャンルの高級車も当然のように需要がある。
今回の1シリーズセダンでは、特に世界一の新車市場でありまだまだ拡大してる中国市場を意識して作ったらしくて、メルセデスベンツやアウディにとってはイヤなニュースかも知れない。日本でもホンダ・グレイスが地味にウケてるので、価格次第ではそういった国産ユーザーから需要を奪う可能性もありそう。