2月の国内新車販売は、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「アクア」が首位だった。2位にはホンダの「N―BOX」、3位に日産自動車の「デイズ」と軽自動車が続いた。少し前に2月の国内新車販売台数が発表。軽自動車もなかなか厳しい模様。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150305-00000053-asahi-bus_all
とりあえず毎月恒例の新車販売ランキングの考察。
N-BOXスラッシュ効果がハンパない
まずは軽自動車。全国軽自動車協会連合会によるデータを見てみます。http://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku/1502tushosoku4.htm |
これは少し前に発売されたエヌボックスラッシュの効果だと予想。価格帯は結構高めですが、エヌボックスの底堅い人気を象徴してる印象。
日産デイズはルークスも含めた数字ですが、なかなか好調。ウェイクも登場してる中、タントの数字は優秀。昨年末にフルモデルチェンジしたムーヴも好調。
他方、スズキはちょっと元気が無い。同じく昨年末にフルモデルチェンジしたアルトは、ミライースに対してやっと勝ってる程度。やや寂しい。
ただスズキの乗用車を見てみると、ソリオやスイフトはコンスタントに3000台ぐらい売れてる。決してそこまで悪くはない数字。もう少し相乗効果みたいなのが臨めるといいか。
CX-3の勢いを予感させる2500台
次は普通車のランキング。上位陣はいつものメンバーだから画像は割愛。アクアは貫禄の2万台超え。プリウスは1万台をちょっと超えた程度ですが、エスクァイアやアルヴェルなどハイブリッドミニバンの相次ぐ投入、またモデル末期ということを考えると十分健闘したといえる数字か。
http://www.jada.or.jp/contents/data/ranking.html |
ちなみにデミオとCX-3の比較記事はこちら。
あと地味に気になったのがトヨタのハイブリッドミニバン・アルファード。画像の一番上にチョロっと写ってます。フルモデルチェンジしたばかりですが、実は前年よりも新車販売を減らしてる。
あのギラギラしたフロントマスクがやはり凶と出たのか。アルトの新車販売もパッとしないことも含めて、法人需要の大事さを痛感させた。