レクサスは、スイス・ジュネーブで開催された2015年ジュネーブモーターショーで、ウルトラコンパクトクラスのコンセプトカー「LEXUS LF-SA」を世界初公開した。ジュネーブモーターショーでレクサスから「LEXUS LF-SA」が発表。いわゆる「ヴィッツベースのコンパクトなレクサス」という触れ込み。
http://autoc-one.jp/news/2096781/
ただLF-SAの画像を見ただけでも何となく分かりますが、具体的なスペック・主要諸元を見てみると想像以上に車体サイズが小さいことが分かる。
レクサスLF-SAの主要諸元スペック
レクサス LF-SAの車体サイズを見ると、全長3,450×全幅1,700全高1,430(mm)。ベースとされるトヨタの現行ヴィッツの車体サイズが「全長3,885×全幅1,695mm×全高1,500(mm)」だから、いかにLF-SAの小さいかが分かります。LF-SAを後ろから見ると更に車体の小ささが伝わってくる感じ。トヨタ・ヴィッツというよりトヨタ・iQに近そうな雰囲気。
軽自動車ベースのレクサス?
全幅は5ナンバーサイズに収めようという意図を感じますが、全長がわずか3,450mm。スズキのワゴンRの全長が3,395mmだから、軽自動車とほぼ変わらない。ワゴンRの全高が1,660mmだから、むしろ体感的には軽自動車の方が大きいぐらいか。LF-SAの室内画像を見てみると、更にその体感が自信や確信に変わってしまう。これだったら素直にワゴンRやN-BOXあたりを購入するかも。
LF-SAは「Lexus Future Small Adventurer(レクサスの未来の小さな冒険者)」という意味らしいですが、さすがにレクサスは冒険しすぎじゃないかと心配になってしまう。もちろんコンセプト段階だからまだまだ変わることもあると思います。
でも「レクサスがこれを本当に発売するのか?」と思ったのは内緒。
ちなみに、このLF-SAは「レクサス新型UX」として既に2018年に発売済み。
詳細は新型車情報サイト「カーギーク」の【評価】レクサス新型UX 試乗感想レビューや【比較】レクサス新型UX vs NXなども併せてご参照ください。当初は懐疑的でしたが、結果的にレクサス・UXの評判は非常に良かった。