マツダの7人乗り3列シートのフラッグシップミニバン「MPV」と、北米やオーストラリアなどの海外を中心に発売している大型クロスオーバーSUV「CX-9」が次のフルモデルチェンジで統合され日本発売が開始されるという最新情報が入ってきました!マツダのミニバン「MPV」が無くなって、その後継モデルとして2016年初頭前後にフルモデルチェンジするSUV「CX-9」に統合するそう。
http://newcar-info.com/mpv-cx9/
マツダはミニバンのラインナップが多かったので、整理統合していくのは賢明な選択。だからと言って、メーカーの規模を考えるとSUVをバンバン増やすってのもなー…とは思いますが。
現行CX-9は海外での発売のみ
ちなみに、そのCX-9は海外でしか発売しておらず、日本では未発売。だから自分も含めてよくCX-9について知らない人も多そう。ただ、海外専売のSUVだからか、とにかく想像以上に車体がデカかった。http://mazdafan.com/wp-content/uploads/2013/01/CX-9CM3_thumb.jpg
人間と比較すると、いかにデカイかが分かる。戦地で走っても違和感がない存在感。正直、日本のどこを走るんでしょうか…。
ちなみに画像は現行型。冒頭の画像も同じ。2016年初頭前後にフルモデルチェンジするというウワサの新型CX-9の画像ではないので注意。
全長5メートル超え!横幅はヴェルファイアより10cm超え!
CX-9の詳細な車体スペックを見てみると、更に驚く。全長 5,071mm
全幅 1,936mm
全高 1,734mm
なんと全長が5メートル超え。全幅に至っては2メートル近い。
そこで来年早々にもフルモデルチェンジするというウワサの、トヨタ・ヴェルファイアの車体スペックと比較。
全長 4,865mm
全幅 1,840mm
全高 1,915mm
さすがに全高こそヴェルファイアの方が優れてるものの、それ以外は軒並みCX-9の完勝。全長で20cm、全幅で10cm、ヴェルファイアが小さい。トヨタ・ハイエースと比較しても、CX-9の方がデカイ。
ただCX-9の方がヴェルファイアより大きいと言っても、スライドドアじゃない。全高の低さも考慮すると、室内空間は思ったほど広くなさそう。ましてや7人乗り3列シートというミニバン特性を残す以上、やはり「実用性」という点で疑問視せざるを得ない。
CX-9は一体どういう層が購入するのか見えないかも。日本の国土を考えると、さすがにデカすぎる。まだCX-3のようなコンパクトSUVは狙いが見えますが…。近々大きな選挙がありますが、そういう政治家センセーや大企業の社長を送り迎えするためのVIPを守るためのクルマって感じ。雰囲気的に。