トヨタは、新型「エスクァイア」を10月29日に発売した。新型エスクァイアは、広い室内空間を追求した5ナンバークラスミニバンにワンランク上の高級感を付与少し前から噂されていたトヨタの新型高級ミニバン「エスクァイア」がとうとう発売。ベースはノアとヴォクシーと同じなので、例えばハイブリッドユニットは1.8Lエンジンで、JC08モードでリッター23.8km。
http://autoc-one.jp/news/1947560/
そこでエスクァイアはノアやヴォクシーと何が違ってて、どこがウリなのかまとめた。
内装の質感や全体的な高級感がアップ
冒頭のエスクァイアとヴォクシーの比較画像からも分かるように、見た目がやや高級感が増した。フロントグリルときらびやかな存在感は、トヨタ・クラウンを彷彿とさせる。(左エスクァイア・右ヴォクシー)
インパネ周りや内装の感じも質感はエスクァイアの方が高め。やや意図的に画像を選んだ感はありますが。
http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/631/279/html/13.jpg.html
http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/673/227/html/02.jpg.html
(左エスクァイア・右ノア)
ステアリングはこんな感じ。
エスクァイアは5ナンバーミニバン
エスクァイアは高級感を売りにしてるんですが、ボディーサイズは5ナンバーのミニバン。(上エスクァイア・下ヴォクシー)
車体寸法を比較してみると、結構目に見えてヴォクシーやノアより小振り。室内寸法についてはほぼ変化はないようですが、高級志向を追求するとどうしてもクルマは大型化しがち。だからその固定観念から脱却させたのは、勇気がある決断で良い意味で意外。
だからエスクァイアは5ナンバーだけあって、7人乗りのグレードのみしか用意されてないので注意。
エスクァイアはヴォクシー+20万円未満とお手頃価格
でもエスクァイアは高級ミニバンを志向してる割に、思ったほど価格は割高ではない。ほとんどヴォクシーとあまり変わらない。エスクァイア「HYBRID XI」が304万円、「HYBRID GI」が320万円。一方、ヴォクシー「HYBRID V」の価格が305万円、ヴォクシー「HYBRID X」の価格が293万円。
だから新型エスクァイアは、ヴォクシーの価格より11万円から15万円ぐらい高い程度。高級SUVなどが流行ってますが、まさにエスクァイアは「ぷち贅沢」の需要を狙ったクルマと言える。エスクァイアの月間目標販売台数が4000台と結構強気なのも、少し頷ける。
欲を言えば、もっと余裕のあるエンジンを搭載しても良かった気はしますが。
エスクァイアのバッドマンCMがカッコイイ!
早くもエスクァイアのCMは完成してて、それがバッドマンだそう。ちょっとお金を持ってるヤンチャパパを狙ってる意図が透けて見える。かなりカッコイイCMに仕上がってる。
余談ですが、エスクァイアって言いづらすぎ…。エスクァイアの「クァ」が絶妙に言いづらい。文字にもしづらい。「kwa」なんてまずキーボードで打たない。
知り合いに会った時、「え?トヨタのエス、エスk、エスクワ…乗ってんの?」と語尾がゴニョゴニョなりそう。いっそエスクワイアやエスファイア、エスカイアとかで良いんじゃね?とか一瞬思ってしまった(笑)