ダイハツ工業は、2014年9月2日に発売した新型「ハイゼット トラック」の累計受注台数を発表した。発売後1ヶ月(10月1日現在)で、月販目標台数の3倍超となる約17,000台。先月にフルモデルチェンジしたダイハツの軽トラック・ハイゼットトラックが、早くも受注17,000台だそう。新車がただでさえ売れない現状、しかも軽トラックというカテゴリーを考えると驚異的。
http://carview.yahoo.co.jp/news/market/20141007-10211918-carview
実は軽トラック分野ではダイハツがスズキを圧倒しており、ハイゼットトラックがキャリイトラックを上回ってる。
http://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/sokuhou/1409sokuhou4.htm
台数にすると、およそ5000台近い差。スズキのキャリィも、8月頃にマイナーチェンジしたばかりですが突き放してる。過去を見ても、ダイハツ・ハイゼットトラックは2010年以降、キャリィにずっと勝ってる。ちょっと意外だった。
具体的に先月9月の販売台数を見てみると、キャリィが5304台に対して、ハイゼットトラックが11716台。ほぼ倍近い差。
ピンクのクラウンじゃあるまいし、当初は「ピンクの軽トラなんか売れんのかよー」と内心小馬鹿にしてましたが、フタを開けてみるとめちゃめちゃ売れて、見事に吠え面をかいてしまった。
もしかすると安部総理の奥さんアッキー効果もあったのかも知れないが、とにかく農家さんの潜在的需要パネー!!!
ダイハツとしてはコペンなどに力を入れるよりも、実はこういう分野に力を入れた方が良いのかもと、つい思ってしまった。またここまで差が生まれてしまうと、逆にスズキとしては軽トラックのジャンルも決して無視はできないはず。両社のバチバチとした火花が見えるよう。
ちなみに最新自動車サイト・カーギークの【違い】キャリイトラック vs ハイゼットトラック【比較】も参照。