スズキ株式会社の小型乗用車「スイフト」が、2004年の発売開始から9年9カ月となる2014年8月で、世界累計販売400万台を達成した。ちょっと前に、スズキのコンパクトカー「スイフト」の世界累計販売台数が400万台突破したらしい。わずか10年足らずでこの数字は、なかなかスゴい。
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2014/0903/index.html
ただ日本での新車販売台数は、月販2000~5000台ぐらいとそこそこレベル。そこでスイフトの国別の販売台数を見ると、「やっぱり」な事実が。
インド市場で半分
世界累計販売400万台の約半数はインド国内での販売が占める。続いて約19%が欧州で、約11%が日本で販売されている。インド市場で占めるスズキの割合は高いんですが、まさかのスイフトの半分以上の売り上げが占めてる。インド市場だけでほぼ200万台。インド国内での自動車保有台数が2000万台らしいので、インドで走ってるクルマの10分の一がスイフトという計算。まさにヤバス!
ただ、ヨーロッパでも日本以上に地味に売れてるのも意外。
残り2割は東南アジア市場?
ただこの3つを合わせても、80%。残りの20%はどこかは広報では書かれてない。2007年5月 マレーシアで生産開始そこでスイフトが海外で生産開始された国や時期を見てみる。そうすると、新設された向上の大半が東南アジア諸国だと分かる。
2009年11月 パキスタンで生産開始
2012年3月 タイで生産開始
2014年1月 ベトナムで生産開始
またスイフトが世界累計販売台数で現在の半分「200万台」を突破したのが、2011年1月。実は結構最近の話。9年9ヶ月で400万台突破したとスズキは自負してるが、一方で3年8ヶ月で200万台を突破してる。むしろコッチの方がスゴい。
おそらく東南アジア市場でスイフトの販売が伸びたからこそ、それまでの生産体制では供給に対応できなくなり、2012年のタイ・2014年のベトナムに工場新設に繋がったんだと思う。いわゆる現地生産現地販売?
だから残りの二割近くは東南アジアだと推察されます。