2014年9月25日木曜日

スズキ スイフト世界累計販売400万台の国別内訳



スズキ株式会社の小型乗用車「スイフト」が、2004年の発売開始から9年9カ月となる2014年8月で、世界累計販売400万台を達成した。
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2014/0903/index.html
ちょっと前に、スズキのコンパクトカー「スイフト」の世界累計販売台数が400万台突破したらしい。わずか10年足らずでこの数字は、なかなかスゴい。

ただ日本での新車販売台数は、月販2000~5000台ぐらいとそこそこレベル。そこでスイフトの国別の販売台数を見ると、「やっぱり」な事実が。

インド市場で半分

世界累計販売400万台の約半数はインド国内での販売が占める。続いて約19%が欧州で、約11%が日本で販売されている。
インド市場で占めるスズキの割合は高いんですが、まさかのスイフトの半分以上の売り上げが占めてる。インド市場だけでほぼ200万台。インド国内での自動車保有台数が2000万台らしいので、インドで走ってるクルマの10分の一がスイフトという計算。まさにヤバス!

ただ、ヨーロッパでも日本以上に地味に売れてるのも意外。

残り2割は東南アジア市場?

ただこの3つを合わせても、80%。残りの20%はどこかは広報では書かれてない。

2007年5月 マレーシアで生産開始
2009年11月 パキスタンで生産開始
2012年3月 タイで生産開始
2014年1月 ベトナムで生産開始
そこでスイフトが海外で生産開始された国や時期を見てみる。そうすると、新設された向上の大半が東南アジア諸国だと分かる。

またスイフトが世界累計販売台数で現在の半分「200万台」を突破したのが、2011年1月。実は結構最近の話。9年9ヶ月で400万台突破したとスズキは自負してるが、一方で3年8ヶ月で200万台を突破してる。むしろコッチの方がスゴい。

おそらく東南アジア市場でスイフトの販売が伸びたからこそ、それまでの生産体制では供給に対応できなくなり、2012年のタイ・2014年のベトナムに工場新設に繋がったんだと思う。いわゆる現地生産現地販売?

だから残りの二割近くは東南アジアだと推察されます。