2014年9月20日土曜日

4WDとAWDの違いとは?



SUVの車種などで人気だったりする駆動方式が『4WD』。それを簡単に説明しておくと、普通の自動車は前輪だけタイヤが回ってるけど、4WDの場合は、後輪のタイヤも回ってる。それだけパワフル。

ただスバルに用意されてる全車種は同じくタイヤが全部回って走るタイプなのに、何故か『AWD』という表現を使ってる。じゃあ、『4WD』と『AWD』の違いって何かあるのか?

4WDもAWDもどちらも同じ駆動システム

結論から先に書くと、どちらも同じ駆動システム。基本的に中身に違いはない。今川焼きと呼ぶのか、大判焼きと呼ぶのか、それだけの話。

4WDはFour-wheel driveの略で、AWDはall-wheel driveの略。だから日本語に直すと、4輪駆動と全輪駆動。どちらかと言えば、前者は日本で定着してて、後者が世界的に定着してる表現。

じゃあ日本で何故4WDの方が定着してるかと考えると、おそらく一瞬聞いた響きだと「前輪駆動」と混同してしまうからだと思う。スバルはどちらかと言えばアメリカシフトなので、「AWD」の表記を使ってるのかも。

だから既に「4WD」というブランドが定着してる以上、また「四輪駆動」という響きは直感的・語感的にも分かりやすいので、日本ではなかなか「AWD」という表現は浸透しなさそう…というお話でした。

ちなみに【解説】4WDの種類まとめもご参照ください。4WD・AWDは5種類ほど存在するらしい。