メルセデス・ベンツは、コンパクトSUV「GLAクラス」を本日より(中略)発売すると発表した。GLAは、Gクラス、Mクラス、GLクラス、GLKに続く、メルセデス・ベンツの5番目のSUVモデル。メルセデス・ベンツから新しいコンパクトSUV「GLAクラス」が発表。これがめちゃめちゃカッコいい。これまでメルセデスベンツのSUVと言えば、Gクラス・GLクラス・GLKクラス・Mクラス。基本どれも大型。
http://autoc-one.jp/news/1781508/
でも、今回登場した「GLA」は流行りのコンパクトSUV。だからか分からないが、存在感あるフロントマスクとピッタシ合って、むしろGクラスなどよりも高級感が際立つ。
まさに『コンパクトSUVの頂点』だと思わせる雰囲気。
ベースのAクラスより一回り大きいGLA
A クラス(A 180)のボディーサイズが4290×1780×1435mm(全長×全幅×全高)なのに対し、GLA クラス(GLA 250 4MATIC)は4430×1805×1505mmGLAクラスのベースは、Aクラス。だから車体サイズも小さいのかと思いきや、むしろ一回り大きい。おそらくAクラスの大きさのままだったら、本当のこぢんまりしてたと思う。メルセデスの選択は正解。つくづくちょうどいい大きさ。
また344万円(GLA 180)から購入できるのもメリット。決して安い金額ではないが、スペックなど見るとかなり魅力的。
例えば自動ブレーキや、EyeSight3にも付いてくる車線を逸脱しないための「レーンキーピングアシスト」が標準装備。SUVだけあって、急な下り坂を走行すると一定の車速を保ってくれる「DSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)」も付いてくる。最近では軽自動車のハスラーにも付いてる人気機能。
1.6Lターボエンジン(GLA 180)は122馬力。2.0Lターボエンジン(GLA 250)は211馬力。最大トルクは350Nm。この車体の大きさで考えると、必要十分。それ以上。燃費も14.0km/Lとなかなかで、実用的な範囲内に収まってる。
特別仕様車「GLA 45 AMG」がとにかくカッコいい!
特別仕様車「GLA 45 AMG 4MATIC Edition 1」を5月29日より限定600台で発売開始した。価格は810万円700万円ぐらいするんですが、それでも十分見合うだけの佇まい。高級さと走破性が見事に両立したデザイン。トヨタ・ハリアーも大人気ですが、その需要を食ってしまうんじゃなかろうか。
http://autoc-one.jp/news/1782770/
本当に馬力がスゴくて、正直このクラスに積んでもいいのか!?レベル。
GLA 250と同じく2.0Lターボエンジンですが、この「GLA 45 AMG」という特別仕様車は360馬力。最大トルクは450Nm。例えば、スバル・レヴォーグの2.0Lターボエンジンの最高出力が300馬力だから、いかにモンスター馬力かが分かる。
先日フルモデルチェンジをしたJeep・チェロキーは、2.4Lエンジン。それでも最高出力が170馬力、最大トルクも229Nm。チェロキーの燃費がリッター10.4kmだから、メルセデスベンツの優秀さが分かる。
任天堂マリオカート8とのコラボCMが面白い
メルセデスがこのGLAクラスに「力を入れてる」ことが分かる最たる例が、昨日29日に発売したばかりの、任天堂マリオカート8とコラボをしてること。実際マリカー8でも、このGLAを使用できるとか?なかなか面白いCMだから観て欲しいんですが、思わずオシャレーと言いたくなる。日本のメーカーはあんまこういうことしないので、かなり新鮮。ましてや高級車メーカー。素直にインパクト大。
またどういう購買層に訴えていきたいかが一目瞭然。敢えて庶民的なキャラクターを使うことで、中間所得層にも頑張って手を出してもらおうという意気込みや意思が伝わってくる。
改めてになりますが、『コンパクトSUVの頂点』に君臨しそうな匂いがプンプン。BMWもSUVが好調で2014年1-3月期決算では純利益を伸ばしたり、日本メーカーもウカウカしてたらダメだと思う。