最低地上高は180mmになり、水深550mmまでの走破が可能になるよう床やエンジンルーム内がレイアウトされている。フォードからエコスポーツというコンパクトSUVが今日発売。最近CMでも見かけたりして、TPPも睨んでかアメリカメーカーも頑張っておられる感じ。プロ評論家・渡辺陽一郎氏が国内初試乗。その記事を読むと、なかなか驚いた。
http://autoc-one.jp/ford/ecosport/report-1769236/
なんと水深55cmの川の中でもラクラクと走破してくれるそう。55cmと言えば、子供用の傘ぐらいの高さ。大人で言えば、ヒザ上10cmぐらい?
だから結構な深さ。まさに「水中」と表現してもいい。そんな状態の冠水道路を爆走してる画像が結構スゴい。
これまでの日本車では、あまり無かったアプローチの仕方で新しい。正直「全然アリ」なウリだと思う。だって日本は大雨や台風など、自動車が冠水する災害が多い。55cmの水深でも耐えうるなら、軽い津波に被災しても問題なさそう。
冠水して廃車になると自動車保険で対応できても、等級が下がることが多い。やはり壊れないに越したことはない。日本メーカーこそ、ここまでスゴい「耐水仕様」を強化するべき。
またこのエコスポーツを横から見ると、実はなかなかカッコいい。後ろにスペアタイヤを乗せてて、ここも珍しい。丸みを帯びたデザインとのミスマッチ感がハマる?前に「かまぼこ板っぽい」と言ったことを謝りたいぐらい。
ちなみに燃費は14.5km/Lとそこそこ。エコスポーツという車種名を考えると、名前倒れ感は否めないが、実燃費が大きく劣るとも思えないのでまずまず。
「乗って得られるサプライズがある1台」と渡辺陽一郎氏が評してたが、画像や映像だけでもそれが十分伝わってくる。246万円とそこそこ値段はしますが、割高感をそこまで感じない。