トヨタ自動車は5月12日、コンパクトカーの「ラクティス」をマイナーチェンジして発売した。また、ラクティスの車いす仕様車“タイプI”も同時にマイナーチェンジを実施。昨日5月12日、トヨタ・ラクティスがマイナーチェンジ。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140512_647905.html
今回のラクティスのマイナーチェンジの主なポイントは、エンジンが新型ヴィッツにも搭載された新型1.3リッターエンジンに変わったこと。つまり燃費が向上した。
新型1.3リッターエンジン搭載で、約リッター2キロ上昇!
1.3リッターのアイドリングストップ搭載車のJC08モード燃費を19.6km/Lから21.8㎞/Lに向上させた。新型ラクティスでは、およそリッター2キロほど上昇。「平成27年度燃費基準+10%」も達成して、税金も少しお安くなってる模様。
ただ新型ヴィッツと比較すると、カタログ燃費の上昇幅はやや大人しめか。それはやはりラクティスの方が、全体的に重量が重いことが影響してるんだと思う。逆に言えば、乗り心地だけならラクティスの方が上かも。トータルで自動車選びは考えたいところ…って俺は日産の回し者か。
他にはフロントドアガラスに紫外線カット機能の「IRカット機能付ガラス」を採用したり、地味にヘッドライト周りが変更されたり、全体では典型的なマイナーチェンジの範囲内。ただ室内の質感は大分アップしてる模様。
トレジアはマイナーチェンジで何が変わったのか?
そして、このラクティスのOEM車である、スバル・トレジアも同時にマイナーチェンジ。でも発売日は、今月30日とラクティスよりはやや遅め。基本的に、ヴィッツの新型エンジンを搭載して燃費向上させてみたり、「スーパーUVカット・IRカット機能付ガラス」を採用するなど、装備面の向上などは同じ。
ただ唯一、異なるのが、安全装備。
もし自分が急ブレーキをした時、後続車にそれを素早い点滅で知らせる「緊急ブレーキシグナル」が採用されてる点。しかも、全車に標準装備。EyeSightなどでブランド力が高いスバルらしい措置。
ちなみにラクティスでは「緊急ブレーキシグナル」は採用されてない模様。マイナーチェンジしたヴィッツでは採用されてたんですが、トヨタは安全装備に関しては正直どうなの?と毎回思う。