メルセデス・ベンツ 新型 Cクラスの日本導入は今年2014年夏頃の模様。このモデルの投入で、国産同クラスをはじめBMW3シリーズ、アウディA4などのライバルは、かなり苦戦するかもしれない。メルセデスベンツの新型Cクラスのフルモデルチェンジは、プロの評論家によると今年の夏頃になるそう。
http://autoc-one.jp/mercedes-benz/c-class/report-1699619/0003.html
新型Cクラスは、ボディーサイズが大幅アップ
「C250」というモデルの場合、現行は全長4640mm、全幅1770mm。ただ新型Cクラスでは、全長4686mm、全幅1810mm。全長が46mm、全幅にして40mmも伸びた。ホイールベースも80mmも伸びて、見た目的にも存在感がアップ。自動車評論家曰く、「Sクラスのそれに迫る勢い」だそう。
ダウンサイジングを図りつつも、その中で最大限サイズアップを試みるのは、軽自動車に限った話ではないんだろうなーと。
大幅な「軽量化」が貢献
どうして新型Cクラスがここまでボディーの拡大ができたか。それはボディー素材の50%近くをアルミにしたことで、車体重量が100kg近く軽くできたから。現行Cクラスの車重が1590kgだから、1500kgを切った。半分以上がアルミって、相当贅沢。
しかもトルクアップで、惚れ惚れする加速感
同じく「C250」というモデルの場合、現行の最高出力は204PS、最大トルクは310N・m。2リッター直4直噴ターボを搭載した新型『C250』は、最高出力は211PS、最大トルクは350Nmまで格段にアップ。ただ良く分からないのが、記事では「今度のC250は1.8リッターターボ、204ps、310Nmにアップしている。」と書かれてたりもする。でも、現行エンジンはそのスペックと同じ。車体サイズも「全長+95mm」と謳ってるが、『C180』という一番小さいモデルでも最大+91mm。
もっと情報はしっかり記載してほしい。
Sクラス並みの安全装備
新型Cクラスでは、安全装備も充実。何と言っても「ディストロニックプラス」が標準装備。Aクラスなどにも搭載されてるようですが、アクセルやブレーキを踏まなくても、勝手に自動で前車を追尾してくれるというもの。
実際の動画ですが、ほぼ「自動運転」と呼べるレベル。
メルセデスベンツ、クラス別の売り上げBEST4
一位…Aクラス(12440台)
二位…Cクラス(12238台)
三位…Eクラス(9423台)
四位…Bクラス(5955台)
ちなみに2013年度のメルセデスベンツのクラス別の販売ランキングは、以上の並び。
フルモデルチェンジをしたAクラスが堂々の一位。今夏にもフルモデルチェンジするCクラスは、それでも2位。日本ではこれぐらいのサイズが、やっぱり価格的にも手が届きやすいんだろうと思う。Cクラスがフルモデルチェンジしたら、消費税の影響も受けずにかなり売れそう。
それでも平気で800万円900万円するEクラスが、毎月800台近くも売れてるのはさすが。なんだかんだ日本人はカネを持ってるよなーと。ちなみに世界レベルで見ると、そのEクラスが一番売れてるよう。Aクラスなどは販売されてない国もあるのが原因のようですが。