フルモデルチェンジしたばかりの日産・13代目スカイラインの受注が早くも4200台を超えたそう。厳密には発売前の数字だそうだから、現在はもっと?
月販目標台数が200台ぽっちとハードルが低かったことを考えると、やはり好調な受注。何故なら、スカイラインは500万円近くも高級セダン車。やはりお金持ちも駆け込み買いしたんだろうか。
そして何より『スカイライン』というブランド力は今でも健在だと見せつけられる。
昔叔父さんが高校卒業後すぐ真っ黒のスカイラインGT-Sを購入してもらったのは懐かしい思い出。母親がスズキアルトを乗ってたので、シートの違いに驚いた記憶。
コンパクトなスカイラインも切望?
最近はモデルチェンジに積極的なイメージのある日産。スカイラインのブランド力は未だに健在。スカイラインはDセグメントと呼ばれる部類に属するはずなので、レクサスCT200hのようなもう少し小型のCセグメントの車種を販売しても面白そう。そうすればもっと色んな需要を掘り起こせそう。
国沢光宏がオススメした2つのポイント
リンク先は自動車評論家の国沢光宏が執筆。「国内初 公道試乗レポート」とのこと。オススメポイントをまとめると、「世界初の全方位運転支援システム」と「スモールオーバーラップ対応」の安全性に関する二点。
前者は自動ブレーキの類い。大体普通は前方だけなどが多いですが、それが「前も横も後ろも全方向」に対応。
前方だといわゆる『エマージェンシーブレーキ』。これもかなり進化させて、自動で停止できる上限速度が60km/hだそう。国沢氏が賞賛してるように「世界最高性能の自動ブレーキ」と言っても構わなく、もう少しで発売されるレヴォーグに搭載されるEyeSight3も確か上限60km/h。それを先取りしたカタチ?
そして、白線をはみ出そうになると自動でハンドルを戻してくれる「アクティブレーンコントロール」が装備。ただ道路が曲がってると対応できないらしく、ここはEyeSight3よりはやや劣る。ただそれでも安全性能が高い部類であることに違いはない。
他にもまだまだスゴい機能があって、『2台先の急ブレーキまで教えてくれる』んだそう。国沢氏も思わず「素晴らしい!」と柏手を打った…かどうかは知らないが、EyeSightと双肩をなすかそれ以上のレベル。
他にも『スモールオーバーラップ』に対応。車体を強制的に壁に衝突せて、どれぐらい壊れるのかどうかって奴。普通は車体前面の左端40%だけだったのが、より実際の事故に近い25%。
人間でもカスッただけの方がめっちゃ痛いですが、自動車でもそれは同じ。運転席側のピラーなど力がとにかく集中して、ダメージが深いらしい実験。結果、ベンツやレクサスやカムリなどは最低レベルだったとか。スズキのキザシなどは逆に良かった?
その「スモールオーバーラップ」という実験に対応済み。左端25%の衝突ケースは事故の約4分の1に当たるらしいから、高級セダンだからこそ事故死が少ないというイメージを体現してくれてるクルマになってんだとか。