ダイハツ・タントが、とうとう2万台を突破。超えそうで超えなかったラインですが、22467台を記録。そして急激に伸ばしてきたのが、ホンダのエヌワゴン。前月比のほぼ倍の17855台。
エヌワゴンは人気だと評判の割に、販売台数が思いの外奮ってなかったイメージですが、まさかエヌボックスの15551台すら超えてきた。いよいよ頭角を現してきたと言った感じか。新たなベーシックとしての地位を確立しつつあるのかも。
エヌワゴン台頭の影響
ただ先日記事にもしましたが、ホンダ全体での伸び数は平凡な数値。エヌワゴンが勝ったと言っても、エヌボックスの台数は2割ぐらい減少させてる。エヌワンに至っては、4629台とまさかの5千台割れ。先月の台数を見る限り、エヌワゴンの影響はないと書きましたが、30%近く減らしたので間違いなく悪影響を及ぼしてる。でもその影響は一概にエヌワゴンだけとも言えない。何故なら、先月は新たにスズキ・ハスラーが発売されたから。おそらくエヌワンとジャンル的にかぶるのは、エヌワゴンよりもハスラーのはず。もっと言えば、エヌボックスもタントの影響を受けたと考える方が自然かも。
ダイハツ強し
全体を通して思うのは、やはりダイハツ強し。ムーヴはワゴンRに負けたとは言え、14067台。まんべんなくググっと伸ばしてる。一方ライバルのスズキはハスラー効果で総数でダイハツに勝ったとは言え、アルトなど全体的に伸び率は弱い。アルトの場合、やっぱりいくら「燃費ナンバーワン」を謳っても、見た目などの訴求力が弱い。ハスラー人気からいい加減何かを学ぶべき。所詮は、外観。ましてや中身を変えたなら、見た目も変化させないと消費者にはインパクトが欠ける。未だにアルト・エコのしょうもないCMをやり続ける意味は何なんだと。
あとは、メーカー別で販売数を増加させてた日産。やはりデイズが販売台数を伸ばす。嵐効果か、14068台。まさかのムーヴと一台差(笑)。勢いだけで言えば、165%増とエヌワゴンに次ぐ二位。今月発売のデイズルークで日産としてどこまで巻き返せるか。