2014年1月8日水曜日

日産エクストレイル、三週間で受注11000台で絶好調、そのほとんどが4WD



 日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は、同社が2013年12月16日に発売した新型「エクストレイル(X-TRAIL)」の受注が、発売後3週間を経過した2014年1月6日時点で11,000台に達したと発表しました。これは月販目標台数の4倍超にあたります。
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/140107-02-j.html 
今年は、ほぼ間違いなくSUV車が来そうというNEWS。先月発売の日産・X-TRAILは早くも受注1万台超え。




SUV系でここまで受注が多いNEWSはあまり聞いたことがない。もはやX-TRAIL人気は本物と断言してもいいんじゃないだろうか。スバル・フォレスターやマツダ・CX-5もウカウカしてられないかも。X-TRAILのハイブリッド車が発売されたら、更に伸びそうな雰囲気。

ホンダ・ヴェゼルや軽自動車ではハスラーも売れそうな気配がビンビンですが、2014年は「SUVの年」と言っていいかも。

売れてるのは「20X」だけの理由

 このNEWSで何が面白いのかと言えば、売れてるグレードがほぼ100%「20X」というグレードだけ。もはや20Sというグレードはラインナップ入れなくていいんじゃね?的な勢い。

この二つの違いをサクッと公式サイトで調べてみると、「LEDリングフォグランプのオプションが多いか少ないか」だと思う。CMを見ても清潭な顔付きが魅力の一つだと思うので、それが選べない20Sはユーザーにとって相当痛いのか。

 あとその中でも自動ブレーキシステムを選んでる人が7割。もはやエアバッグ同様、外せない機能になったと言っても過言ではない。オプションで敢えて用意する必要があるのかとすら。

4WD比率の高さ

あと4WD比率の高さも特徴。

おそらくその理由は、2WDも4WDも「カタログ燃費はほとんど変わらない」からだと思う。なんとリッター0.4kmしか違いがない。普通はもっと差が出てもおかしくないんですが、素直にその数値を信じるなら敢えて「2WDを選択するメリットはない」と言って構わない。

あとは4WDには、「ALL MODE 4×4」「ヨーモーメントコントロール」などの機能が追加されてる。
 ざっくり説明すると、前輪と後輪で別々にトルクを配分するそう。滑りやすい雪道で安定した走りを提供してくれるそう。また前輪だけ動かして走る2WDモードも可能だから、これがさほど4WDでも燃費が悪くならない理由だと思う。

めっちゃイイ機能。CMを見る限りその魅力が少し分かりづらかったが、まさに「オールラウンドな走行性能」ってやつでしょう。