2013年12月4日水曜日

ホンダ、N-WGNの受注スピードが一日千台強の驚異的な理由



ホンダは11月22日に発売した新型軽乗用車『N-WGN』の受注台数が12月1日時点で1万2984台に達したことを明らかにした。発売から10日間で月間販売台数1万2000台を1000台近く上回ったことになる。
http://response.jp/article/2013/12/03/212202.html
先月発売されたばかりのホンダ『N-WGN』が人気というニュース。これはひとえに「お買い得さ」が挙げられるそう。では、その一番売れ筋グレードの「G・Aパッケージ」のお得な中身を見てみましょう。
  • 「あんしんパッケージ」が標準装備
自動ブレーキやカーテンエアバッグがセットでついた「あんしんパッケージ」が標準で装着。これが価格にすると、6万円。スズキやダイハツと異なり、エアバッグの類が付いてくるのでお得な価格。下のグレードのGと価格差が12万円なので、それで半分埋まった形。

そしてHIDランプも標準装備。ワゴンRだと確か5万円プラスで装着できたはずなので、これでほぼ12万円トントン。

そこへハーフシェイドフロントガラスも標準装備。高級車だと結構当たり前らしい。最近だとマイチェンしたソリオの記事を書いた時も、これが標準装備された。ググってもちょっと分かりませんでしたが、少なくともプラス5000円とかそんなレベルではない気がする。

  • カスタムのG・Aパッケージが顕著にお得
あくまで今紹介したのは普通のN-WGN。ただこれがカスタムになると、そのお得感が顕著に増す。G・Aパッケージと一番安いグレードの価格差は、同じく12万円。

それにも関わらず、そこへ更にこれだけ装備が新たに充実してくる。クルーズコントロールも標準装備。素のN-WGNの「G・Aパッケージ」に次いで、二番目に売れてるのも頷ける。というより、これが本来一番売れてもいいぐらいの装備。
  • デメリット?
だからN-BOXと同じく、売れ筋の平均価格帯は高めになるのかなと。そこからも普通車からの乗り換え組が多いことも少し伺えるんですが、だからある程度お金を持ってないしんどい。

ここでN-WGNが欲しいからと言って変に一番安いグレードに手を出してしまうと、逆に「かなり損」になる印象。というより「G・Aパッケージ」より上の選択肢しか選ぶものがないと言っていい。

前に自分は一番安グレードを価格の面で少し批判しましたが、だから別に間違ってなかったのかなと。自動車評論家の国沢氏などがコスパが高いと褒めてたので、若干ヒヤヒヤしてたのは内緒。