自民党税制調査会は10日、2014年度税制改正で、軽自動車税の増税対象を新たに購入する車だけとし、それ以外は現在の税額に据え置く方向で最終調整に入った。軽自動車税に関するニュース。相変わらず右往左往してて、一体何を信じていいやら分からない状態ですが、結局軽自動車税が上がるのはほぼ間違いない。ただ、それは『来年3月以降に新車を購入した人限定』になったらしいというニュース。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20131210-1229538.html
ちなみに画像のオジサンは、自民党税制調査会のトップの野田毅さん。今回の軽自動車税増税の実質的な主犯k…もとい税制改革全般を取り仕切ってるリーダー・責任者。
一応、負担の影響は少なくなった感じはしますが、結局こういう差別化をしてしまうと消費増税と相まって、「軽自動車を買うと損じゃね?」という空気が更に醸成されてしまう印象。新車購入の負担感が倍増。これなら、ちゃんとうすーく全体に負担を求めた方がまだマシだったかも。もともと軽自動車税が安いのは間違いないんだから。
また車の購入時に納める自動車取得税は、消費税率が8%に上がる14年4月に現在の5%(普通自動車)から1~2%引き下げる方向だ。経産省は一律3%の引き下げを求めていたが地方自治体の税収減を抑えるため、引き下げ幅を圧縮した。そして、肝心の消費増税とセットの「自動車取得税の廃止」という恩恵はどうなったかというと、これも高くて2%止まり。総務省強し。景気良くなってきたような雰囲気を伝えるテレビニュースや新聞記事を見かけますが、来年3月以降はものすごい勢いで景気が冷え込みそうな印象。