昨日は軽自動車の販売台数ランキングを記事化しましたが、今回は普通車バージョン。ホンダの新型フィットが前年同月比ほぼ3倍の大躍進。気になるトヨタのプリウスとアクアの順位・動向ですが、具体的なデータを見てみたいと思います。
(http://www.jada.or.jp/contents/data/ranking.html)
プリウスが二位で、アクアは三位にまで後退。前年比でほぼ40%減。明らかにフィットの影響かと思われます。そして、ハイブリッド化されたトヨタ・カローラやクラウンに至っては倍増。トヨタ的には「は?痛くも痒くもねーし」って感じでしょうか。
他だと、日産セレナなどのミニバン系は軒並み増加・復調傾向を見せてる。セレナは40%増、トヨタのヴェルファイアは30%増、ヴォクシーは20%増、ホンダの新型オデッセイに至ってはほぼ10倍(笑)
一方プチバンと言われる車種は、スズキのソリオはエネチャージ効果で10%ちょい増加してるものの、トヨタ・ポルテやスペイドは30~40%減。
ここから読み取れるのは、徐々に「お高い車」も売れ出してるから。これを「さー景気回復だ!」と結び付けたいところですが、おそらく消費税増税前の駆け込み買い。高級車ほど増税の影響は大きく、下手したら10~20万円単位の負担増もザラ。そう考えるともっと劇的に販売台数が増えてもいい。
さっきアクアがフィットに食われたと言ったばかりですが、このお高い車が売れてる傾向を読むと、アクアユーザーはフィットに流れたのではなく、もしかしたらカローラHVやクラウンにHVに流れた可能性も否定できないかもと思ったり。
とりあえず前年比10倍増の新型オデッセイの動画をペタリ。