そこで新型パッソの実燃費を見ていきたいと思います。
driver7月号 |
もう少し具体的に見ておくと、一般道(111km)が18.9km/Lに対して、高速道路(165km)は20.7km/L。市街地で伸び悩んだ理由は、アイドリングストップの時間が短いからだそう。高速道路で伸び悩んだ理由は、やはり軽自動車のターボ並の非力なエンジン性能が影響してそうです。
まとめると「普通」といった実燃費。先代パッソは昨年春頃のマイナーチェンジでエンジンが大幅刷新されまして、その時に既にカタログ燃費は27.6km/Lと大幅に増加済み。そこから車重も特に変化はしてないってことで、フルモデルチェンジとはいえ実燃費面では少なくとも大きな飛躍は見られませんでした。つまりは先代パッソの実燃費も同水準ぐらいでしょう。
個人的に気になるとしたら、新型パッソは燃料タンク容量が40Lから36Lに減少したこと。軽自動車より容量は全然大きいものの、「敢えて普通車」を選ぶ大きな理由の一つだと思うので、一回の給油で航続距離が80kmも減るのは痛い。航続距離だけを考えるなら先代パッソの方が良かったとすら…。
ちなみに「パッソ モーダ」は全長こそ少し長めですが車重などは変わらないので、おそらく似たような実燃費値に落ち着くと考えられます。ダイハツ・ブーン(シルク)に関しても以下同文。