kPa(キロパスカル)の意味を説明
kPaとは、圧力の単位のこと。読み方は「キロパスカル」。主に自動車のタイヤの空気圧の単位として使われる。100kPaでおよそ「1kgf/cm2」として計算されていることが多い。
ちなみにタイヤの空気圧として適正な値は、およそ200kPa台前半。
燃費
一般的にkPaの値が高いほどタイヤが転がりやすくなる。そのため新車の燃費性能を高めるため、タイヤの空気圧を高めて販売されているケースもある。またkPaが低いほどタイヤが転がりにくくなるが、デメリットは燃費の悪化だけではない。タイヤが波打って発熱しやすくなって、タイヤが破裂する可能性も高まる。いわゆるスタンディングウェーブ現象が発生する。
タイヤの空気は自然に抜けてしまうため、空気圧では一ヶ月ほどでおよそ10~20kPa程度低下すると言われ、そのためタイヤの定期的なチェックは欠かせない。