キム・ヒョジュンBMWグループコリア社長は5日「今後3年間、韓国企業がBMWグループに8兆ウォン規模の部品を供給するだろう」と話した。最近はウォン高で苦しんでるらしい韓国さんですが、このたび韓国企業がBMWグループに対して、8兆ウォン規模の自動車部品の供給が決定。現在2015年2月のレートでは1ウォンが約0.1円なので、円に換算するとおよそ8000億円程度。だから結構大規模。
http://japanese.joins.com/article/348/196348.html
電気自動車「i8」などのバッテリーは韓国製
ただ現在でも色んな韓国企業がBMWに自動車部品を供給してる。Wikipedia |
他にもたくさんの企業がタイヤやブレーキ、ホイールベアリングなど既に納品。ちなみに、BMWはMINIやロールスロイスというブランドも傘下に収めてるので、今後それらの車種にも供給される(既にされてる?)かも知れません。
BMWの利益率が高い理由
このニュースからは「BMWの利益率が高い」理由も見えてくる。キム社長は「韓国の部品企業は日本に比べ価格競争力を備えており、中国よりも品質が上回っている」として「韓国ならではの独歩的な長所があり今後、納品規模がさらに伸びるだろう」と展望した。BMWの韓国支社の社長曰く、やや自画自賛っぽいですが「韓国製品は価格競争力が高い」とのこと。要するにコストパフォーマンスが高いということ。いくら高級車メーカーとは言え、コストカットする部分にも余念がない。
例えばシボレーのコンパクトカー・ソニックも韓国で製造されてたり、Appleの旧型iPhoneも中身は多く韓国製の部品が使われてた。韓国製とは言え、むしろクオリティー的には必要十分。ブランド力だけではなく、BMWの堅実さが伺える。
ただBMWのすごさを知ると、それよりも更に利益率が高いSUBARU車もかなりすごいんだなーと痛感させられる。