2015年1月6日火曜日

車メーカーはどのスポーツのスポンサーになるべきか?



自動車メーカーは市場規模の大きさも相まって、結構な広告費を色んなメディアに落としてるらしい。でもテレビやネットにだけではなく、スポーツの大会を運営するために大口のメインスポンサーになる企業も多い。最近行われた日米野球の試合ではスズキだった。

ただ世の中には色んなスポーツがある中、じゃあどんなプロスポーツに車メーカーは広告費を投下するのが効果的なのか?を考えてみた。

マラソン駅伝のスポンサーになるべき

先に答えを書くと、それがマラソンや駅伝。

元旦に行われた駅伝レースで、ダイハツがメインスポンサーになってたのか、ダイハツのクルマがマラソン選手・駅伝選手たちを先導・誘導してた。その先導してた車種がコペンとムーブで、「これイイナ」とふと思った。

サッカーや野球だけだと、どうしても「企業名」だけしか主に露出されない。商品名や商品画像などは、継続的に映り続けることは少ない。

でもマラソンの大会であれば、常に先導するクルマは映り続ける。42.195kmのフルマラソンだったら2時間のタイムを切るのは難しいので、つまり少なくとも2時間以上は走行するクルマが露出されまくる。しかもマラソンや駅伝は安定して視聴率が良い。この間の箱根駅伝では30%近い数字を叩き出した。

しかも消費者目線の立場で考えると、実際に「生でクルマが走行してる映像」を見れるのは大きい。テレビや雑誌などの広告だと、どうしても作られてる映像・画像という印象は拭えないので。

またマラソン選手の近くを並走してるので、ニュース番組などで二次利用される時にも、自社のクルマが映る可能性が高い。そのマラソンの大会がどれだけの注目度があるかにもよりますが、何度も何度も映像が利用されたら副次効果は抜群。

ただ難点が少しあるとしたら、フィニッシュのゴールが競技時内で行われること。一番ニュース映像にも使われやすいメインディッシュの完結部分に、肝心の自動車が映らないのはやや痛い。