マツダがメキシコ工場で小型車「マツダ2(日本名デミオ)」の生産を開始(中略)。輸出比率が8割弱と高く、(中略)「円安のマツダ」返上へ。2016年度にはメキシコ工場を活用し海外生産比率を2割台から5割に高める。新型デミオで絶好調のマツダが、海外(メキシコ)での生産比率を倍増させるらしい。現在の2割台から5割以上を海外で生産するようにするってんだから、かなり急激な転換。つまり、それだけ国内生産が減らされる可能性が高い。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO79094550Q4A031C1X11000/
アベノミクス高価で海外への輸出が伸びてるメーカーは、マツダとスバルだけ。実際マツダの場合、輸出比率が8割以上。まさにその一角であるマツダが海外シフトへ打ち出したのは、結構ショックが大きいかも。
どこかで誰かが言ってましたが、マツダよ!お前もか?(`;ω;´)
トヨタはリコール問題で、ここ数年ずっと工場の新設を止めてる。ただ初の利益が上期で2兆円超えして、それもようやく方向転換というウワサ。世界での販売台数も、ドイツのフォルクスワーゲンに追いつかれそうな雰囲気。トヨタも生産体制をそろそろ改めなきゃいけない時期。でも、トヨタでも日本国内で工場が新設されることはないのかも。
ちなみにホンダは少しだけ国内回帰を考えてるらしい。現在の輸出比率数%から二桁台にまで伸ばす予定ですが、それでも元々の輸出台数が少なすぎたというだけ。円安になったから輸出を伸ばそうという積極的な意識は感じられない。
円安が進めば「モノづくり日本の再生やでー!」ともてはやされたけど、アベノミクス全く意味ねーーーー!!っていうニュースでした。食料品など輸入に頼ってる日本は、むしろ円安で物価が高くなってるだけという悲しい結末。