国土交通省は26日、自動車のナンバープレートへのカバー装着を法令で禁止することを決めた。自動車のカスタマイズや改造を楽しんでる人には悲しいお知らせ。ナンバープレートカバーの装着が、来年度にも法律(道路運送車両法)で完全に禁止されるそう。画像のようにAmazonでも販売されてますけど、こういうのが来年以降は見かけなくなるはず。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014092601002102.html
「透明だったらいいんじゃね?」と軽く考えてしまいそうですが、透明度が高いパーツでも完全アウト。要するに、ナンバープレートにどんなカバーであれ装着する行為そのものがとにかく禁止。ボルトキャップなどは問題なさそうですが。
透明でも視認性悪くなっちゃうよ
警察の主張曰く、「透明度が高くても視認性が落ちる」らしい。確かに光の反射や見る角度によって、ナンバーが見えづらくなる可能性が高い。ただ物理的に…というより、おそらく容疑者や被告側に「本当に見えてたんですか?」と言われると、警察だけじゃなく検察といった捜査側が反論できないんだと思う。人間の記憶って、ただでさえ曖昧ですからね。
裁判や取り調べでそんなやり取りが実際にあったんだと、勝手に推察。
正月のしめ縄もアウト?
でもこういうカバーは汚れ防止が目的だったりもするので、逆にナンバープレートに泥が付着しまくってたらどうなんだろう。これも交通違反として処理されちゃうんだろうかと、ふと思った。最近は少ないですが、正月になるとナンバープレートにしめ縄を飾る習慣が日本にはありますが、あれも厳密にはアウト?
とりあえず、自動車パーツ屋さんもバタバタ対応せざるを得ないというニュースでした。もし今からナンバープレートカバーの購入を考えてる人は再考した方が良さそうです。