スズキは、10月2日に開幕するパリモーターショーで、新型SUV「VITARA(ビターラ)」をワールドプレミアすると発表した。スズキから新しいコンパクトSUV「ビターラ(ヴィターラ?)」が、ようやくお披露目されるそう。去年から話題になってたコンセプトモデル「iV-4」の市販版。やっと名前も決まったっぽい。次期エスクードとも目されてるSUV。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140828_664037.html
ただカッコ良かったコンセプトモデル「iV-4」より、少し残念な部分が一箇所ある。
残念なフロントグリルの変化
コンセプトモデルだった「iV-4」の画像がコチラ。フロントグリルの部分にめっちゃ食指が動いた。今までありそうで無くて、でもちゃんとカッコ良い。オリジナルのウリになってただけに、フォグランプも個性的だったのでモッタイナイ。
スズキはSUVチックなハスラーも冒険して売れたんだから、また日産ジュークが海外でウケてる現状も考えると、スズキはもっと大胆になっても良かったと思う。
それでも全体的に、思ったほどコンセプトモデルより言うほど劣化もない印象。良くも悪くも、常識的な範囲内に収まってる。ツートンカラーもよく似合う。
ボディーサイズはヴェゼル未満、ジューク以上
ボディーサイズは4215mm×1850mm×1665mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2500mmと発表ちなみに新型ビターラのボディーサイズはこちら。
数字だけだとあまりピンと来ませんが、冒頭でも書きましたが、ざっくり言うと「コンパクトSUV」のジャンル。
例えば、日産・ジュークのボディーサイズが4,135mm×1,765mm×1,565mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースが2530mm 。だからスズキ・ビターラは、それより少し大きめ。そしてホイールベースがやや短いので、取り回しはジュークよりしやすいかも。
他にもホンダ・ヴェゼルのボディーサイズは、4,295mm×1,770mm×1,605mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースが2,610mm。だから、ビターラはヴェゼルよりもやや小ぶり。
ちなみにマツダ・CX-5のボディーサイズは、4,540mm×1,840mm×1,705mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースが2,700mm。もし横に並べて比較すると、ビターラの方が目に見えて小さく感じるはず。
ビターラをまとめると、日産・ジュークやホンダ・ヴェゼルをライバル視してる感じ。大型のSUVとは違って、コンパクトSUVではライバルがまだ少ないので、価格や燃費・エンジンスペック次第でビターラが「売れる余地」はありそう。