相変わらずダイハツ・タントが一位だったものの、ついにスズキ・ハスラーの販売台数が1万台を大幅に超えた。ようやく増産効果が目に見えて現れてる模様。
http://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku/1407tushosoku4.htm
先月7月の新車販売ランキングBEST5がこちら。
タントは前月より4000台以上落ち込んでますが、それでも好調。日産DAYZはルークスを含んだ数字なので、ややマジック的。ホンダ・NBOXは一時期かなり販売台数を落としましたが、再び盛り返してる模様。
そしてスズキ・ハスラー。ホンダNBOXにも迫る勢いの、14006台。先月から比較すると、ほぼ1.7倍。5月から増産ってことでしたが、実質的に体制が整ったのは6月ぐらいなのかも。人気と言われつつ、販売台数が7000台前後を推移してたので、「ホンマに人気なん?」と一部でささやかれてましたが面目躍如。
やはりここで期待したいのが、「ハスラーの納期」のこと。生産が倍に増えたってことは、それだけ納期も倍近くに早まることを期待したい。
ただ今現在のバックオーダーがどれぐらいあるのか知りませんが、確かに1月の初めに注文してやっと4月か5月に納車されてるぐらい。正直このレベルまで来ると、生産台数が倍近くに増えたところで、納期はそれほど早まらない可能性も…。でも軽自動車税が来年4月にアップすることを考えると、早めに注文しておいて損はしないでしょう。
ダイハツはムーヴFMC待ちが多い?
ちなみに7月はスズキに1万台近く大きく離されたダイハツ。軽オープンカーで人気を博してるコペンを見ると、先月の販売台数は1327台。さすがに3000台4000台レベルで売れるクルマとは思えないですが、それでも順調に推移してると表現して良さそう。ただムーヴは8354台と1万台割れ。スズキのアルトが8646台だったので、とうとう10位にまで転落。タント以外あまりパッとしてないのが、今のダイハツの現状か。ただ今年10月にフルモデルチェンジするムーヴですから、それに対する買い控えも大きいか。
スバル・レヴォーグ初月販売は5000台超え!
ちなみに普通車の新車販売ランキングを見てみると、相変わらずトヨタのアクア・プリウスとホンダのフィットで上位3位を独占。プリウスは一時期1万台前後をウロウロしてましたが、再び盛り返して16,865台。じゃあHV化したヴォクシーなどが落ち込んでるかと思いきや、むしろ前年比3倍で売れてるヴォクシー。かなり値が張るミニバンを12,704台も売ってるんだから、相変わらずトヨタはスゴい。
http://www.jada.or.jp/contents/data/ranking.html
で、気になるのが7月に新しくスバルから発売されたレヴォーグ。初月の販売台数を見てみると、5352台。予約期間が長かったことや、発売日も1ヶ月ぐらい遅れたことも影響してるんでしょうが、順調な滑り出し。パッソ超えなので結構売れてる。
スバルがマツダを追い抜いたのは、このレヴォーグのおかげと言っても良さそう。果たしてこれをどこまで維持できるか、期待したい所。