レヴォーグは4月からの出荷を前に先行予約を行っている。熊谷氏によれば、1月19日現在で予約件数は3,200件。このうち70%が1.6のモデルで残り30%が2.0とのことだ。また、ビルシュタイン製のダンパーや18インチホイールを装着したSパッケージ(1.6GT-S、2.0GT-S)は全体の70%で、これは予想していなかった割合だそうだ。
http://response.jp/article/2014/01/22/215487.html
スバル・レヴォーグ(LEVORG)の1月19日現在での予約件数が発表。それが3200件だそう。この記事はそれから数日が経ってるので、更に件数を伸ばしてるはず。
3200件でもやはり絶好調!
一見少なそうに見える数字ではあるが、ただスバル車自体がそんなに数を捌ける車ではない上、ジャンルもステーションワゴンタイプとマイナー。ましてや発売が4月と相当先の話。つまり試乗もできない、第三者の評判もない状態で、普通200万円300万円もの大金を出す勇気はない。1600ccという排気量の割に価格が250万円からと、レヴォーグはかなり高価格帯。
そういうもろもろを考慮すると、3200件という数字は十分多いと言ってもいいかも。
高価格グレード・Sパッケージが売れ筋
ちなみにSパッケージは、LEDヘッドライト、18インチアルミホイール、専用フロントグリルが付いてくるグレード。専用タイヤのホイールのデザインは刀っぽくてGood。やはり車は「デザイン」が重要だと読み取れる。あとビルシュタインの専用のサスペンションが付いてきたり、走行性能や乗り心地もアップしてる模様。
プロは既に試乗済み
特筆したいのはワゴンタイプのボディにありがちなリアの剛性不足をあまり感じなかったことだ。リアの剛性が足りないと、コーナリング中に粘りがでるという側面もあるが、その分トルクを食われて失速ぎみになる場合があるが、レヴォーグではリアがしっかり路面をとらえていながらも、アクセルに反応してくれる。
http://response.jp/article/2014/01/21/215454.html
ちなみにレヴォーグは試乗できないと書きましたが、既にプロの方はプロトタイプ版を試乗してる。その感想によると、『剛性がかなり高い』そう。剛性がアップすると、いわゆるロールがしづらくなる。つまりハンドルを回しても、車体が左右にふられにくくなる。
詳しくは知りませんが、自動車は色んな部品が組み合わさってるので、どうしても部品同士で隙間も出来る。だからどんな車でも基本的に車体がグニャッと曲がるんだとか。車は鉄の塊に見えるから、そんなイメージしづらいですが。
ましてやステーションワゴンタイプの車体は前後に長いから、その分だけ普通はロールがしやすい。それがレヴォーグの場合、かなり少なくなってる。
レヴォーグ(LEVORG)はエンジンスペックがスゴいだけではなく、そういう部分での改良で走行性能がアップされてる模様。