燃費テストは、12月12日(木)の早朝から行われ、テストにはLEDヘッドライトなどを装備する豪華グレードである13G Lパッケージ(146万1,000円、JC08モード燃費「24.4km/L」)を使用。 新型フィットの初期受注は全体の70%をハイブリッドが占めているものの、長い目で見れば販売の中心となっていくのはおそらくガソリン車であろう。
http://autoc-one.jp/honda/fit/report-1598512/
そこで気になる実燃費ですが、市街地での数値はアクアとほぼ変わらなかった。
その結果がコチラ。同じ筆者がアクアの実燃費を計測した数字は、18.9km/L。フィットの実燃費が良かったというより、アクアが案外しょぼ?と表現した方が正しいか。他にも高速道路での計測結果も載ってるので、詳しくは記事へGO。
そしてこの記事は、「フィットの1.3リッターは恐ろしくコストパフォーマンスの高いクルマ」と筆者の永田恵一は結んでる。LEDサイドターンランプ付ドアミラーなどの装備がもろもろ付いて、136万円は確かにスゴい。スズキ・スイフトXGーDJEの場合、このフィットよりカタログ燃費2キロほど上ですが価格は139万円。
じゃあ、フィットのガソリンモデルに欠点はないのか?いや、そんなことはない。
新型フィットの欠点
前にも書きましたが、やはり「燃料タンク容量の小ささ」が挙げられる。そのサイズがまさかの『32L』。もはや単なる軽自動車。例えば上記のスイフトの場合、『42L』ある。デュアルジェットエンジン(DJE)は実燃費が落ちにくいので、フィットの数字を超えてくることは多いはず。仮に実燃費がリッター20km前後で同じと仮定しても、一回の給油で走れる航続距離でおよそ200km近い差が生まれる。さすがにココはどうかと思う。スイフトの航続距離が長すぎるのか、フィットの航続距離が短すぎるのかは分かりませんが。
この部分を記事では指摘しないのでやや気になったんですが、正直フィットは軽自動車のように「ちょい乗り」的な感覚で使うべきかも。