2017年1月9日月曜日

【2018】マツダ次期アクセラ 最新フルモデルチェンジ情報まとめ

現行アクセラは2013年11月に登場。世界的にも人気の、マツダを代表するCセグメントカー。トヨタ・プリウスやスバル・インプレッサなどが競合車種として知られています。アクセラ vs 新型インプレッサの比較記事も参照。

だから既に発売から3年ちょいが経過してるわけですが、日経新聞によるとそろそろフルモデルチェンジするらしいので新型4代目アクセラに関する最新情報を簡単にまとめてみました。


新型アクセラの発売時期は2018年11月頃か?


まず気になるのが新型アクセラのフルモデルチェンジ時期。2017年1月9日発の日経新聞による「現行アクセラの発売から5年後にあたる2018年度末にフルモデルチェンジ」するとのこと。

冒頭でも触れたように現行アクセラがフルモデルチェンジしたのは2013年11月。ちなみに、ちょうどこのブログを開設した頃。懐かしい。最近のマツダのモデル周期はぴったり数年後ってパターンが多い気がするので、そう仮定すると新型アクセラの発売時期は2018年11月と予想されます。

ただ日経新聞のフルモデルチェンジ情報だと「2018年度末」と幅広い表現がされてるので、もしかすると最大2019年春頃に発売時期がずれ込む可能性もありそうです。その理由は新型アクセラに搭載される「目玉となる武器」の出来いかんに左右されると考えられるから。

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次期アクセラのエンジンに搭載されるHCCI技術とは?


じゃあマツダ新型アクセラに搭載される目玉武器とは何なのか?それが「予混合圧縮着火(HCCI)」と呼ばれるガソリンエンジンに関する新技術。そしてスカイアクティブ2の目玉技術。ちなみにHCCIは「Homogeneous Charge Compression Ignition」の略称。特に覚えなくて構いません(笑)

このHCCIは数年前に既にマツダが発表してる技術だったようですが、この開発は困難を極める。既に日産自動車など他の自動車メーカーも開発していたものの、あまり進展してないのがその証拠でしょう。

ただ今回日経新聞がアクセラのフルモデルチェンジを報じたことで、いよいよマツダがHCCIの実用化と量産化の目処が立ったと考えて良さそうです。じゃあ何故「予混合圧縮着火(HCCI)」の開発は困難を極めるのか。

まずHCCIとは一体どういう仕組なのか簡単に説明しておくと、空気と気化したガソリン燃料を十分混合させた後に、そのまま点火プラグなどを使用せずに圧力を高めることで圧縮着火させるという技術。

仕組み的には軽油を自己発火させて燃料を点火するディーゼルエンジンと似てるわけですが、このHCCIは燃料噴射ポイントから燃焼が広がるディーゼルエンジンとは違って、あらゆるポイントから燃焼が広がるのでディーゼルより燃焼効率が高い。

要はめっちゃ低燃費仕様なエンジン。新型アクセラでは現行比で30%ほどカタログ燃費が向上するかもとのこと。だから新型アクセラはガソリンエンジンモデルのカタログ燃費は20km/L台後半あたりまで伸びそうかなと予想してみる。

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HCCIの弱点とは?

マツダ自動車
ただHCCIは効率的に燃焼できる範囲がめちゃめちゃ狭い。左画像からも分かるように低回転域のごく一部だけ。だからHCCIは意外と実燃費面で貢献せず諦めるメーカーも多かったのもうなずけます。

今回の日経新聞のフルモデルチェンジ情報を信用する限り、マツダはHCCIの燃焼範囲を広げることに成功した模様(画像右)ですが、でもHCCIで燃焼できる範囲が中負荷以下と条件が限られてくるということは、逆に考えると高回転域での走行はかなり弱いと考えられます。

だから次期アクセラは今まで以上に街乗りメインになりそう。ちなみにHCCIは低回転域が得意ということであれば、発電用ガソリンエンジンとして日産ノートe-POWERのようなシリーズハイブリッドと組み合わせても面白いかも知れません。

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スカイアクティブ2の初採用は新型アクセラ?


ただ気になるのはマツダ次期アテンザも同じく2018年にフルモデルチェンジするかも知れないということ。自動車雑誌では大きな目玉となる「スカイアクティブ2」の採用も新型アテンザが初ではないかと言われてる。

でも日経新聞曰く、初めてスカイアクティブ2が搭載されるのは新型アクセラとのこと。似たような車名なので勘違いが起きてる可能性もなくはないですが、フルモデルチェンジ時期が大きく違わないのであればフツーは上級モデルに先に最新技術を投入するべき。

ってことはマツダ・アテンザのフルモデルチェンジはアクセラより遅れて2019年にずれ込む可能性もありそう。ただアクセラもアテンザも現行モデルが発売したのは「11月」なので、もしかするとどちらも同時にフルモデルチェンジされる可能性もあるか。そうなると2018年はマツダユーザーにとってはかなりワクワクする年になりそうです。

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